NiKKi Fronの技術開発体制として、形状設計、素材設計、機構設計、設備設計の総勢30人の体制から成り立っています。 長年培ってきた基礎技術を基に、あるいはNiKKi Fron独自の開発成果を取り入れながら、各技術者が密接に連携を取ってあらゆる分野で市場をリードする製品開発を行っています。
NiKKi Fronでは長年にわたって蓄積された材料技術をもとに、EV車、航空宇宙、環境調和型クリーンエネルギーといった注目されているさまざまな分野において技術開発をしています。
NiKKi Fronでは長年にわたって蓄積された材料技術をもとに、EV車、航空宇宙、環境調和型クリーンエネルギーといった注目されているさまざまな分野において技術開発をしています。
医療、介護向け部品の開発
ランニングマシーン走行板の耐久性素材の開発。
軽量化素材、新複合材料の開発
EV車、航空宇宙分野において性能向上、軽量化、製造コスト削減の要求から、軽量化素材の開発を進めています。また、新素材、従来素材(フェノール樹脂)による新規複合材の開発も進めています。
PEEKの用途開発
PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂は、芳香族系の直鎖状高分子で、熱加塑性樹脂のスーパーエンプラです。
連続使用可能温度は260℃で、熱加塑性樹脂の中では極めて高い耐久性を持っています。
また、難燃性があり、耐薬品性、優れた機械的強度を有し、また軽量の特徴を生かして金属代替材料としても注目されています。
軽量、耐熱性、耐薬品性、耐摩擦性に加え、優れた機械的強度や形状安定性を備えているPEEKは様々な分野に使用されています。
連続使用可能温度は260℃で、熱加塑性樹脂の中では極めて高い耐久性を持っています。
また、難燃性があり、耐薬品性、優れた機械的強度を有し、また軽量の特徴を生かして金属代替材料としても注目されています。
軽量、耐熱性、耐薬品性、耐摩擦性に加え、優れた機械的強度や形状安定性を備えているPEEKは様々な分野に使用されています。
素材開発センターのご紹介
素材開発センターでは、新規複合材の開発と、それらのリサイクル技術の確立に取り組んでいます。 |
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分析器のご紹介
機器名:DTG(示差熱・熱重量同時測定装置)メーカー名:DTG-60/島津製作所導入日:2007年8月導入 ![]() 機器内部に天秤が設置されており、設定した加熱プログラムにおける試料重量の変化を調べる事ができる。 ・試料重量範囲:5~20mg ・加熱温度範囲:常温~1100℃ ・試料室雰囲気:窒素、空気 ![]() ・分解温度の確認 ・分解時の減率の大小で、サンプルの平均分子量の大小を推測 ・充填材、配合材の比率確認 |
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機器名:DSC(示差走査熱量計)メーカー名:DSC-60/島津製作所導入日:2007年8月導入 ![]() 設定した温度プログラムにおける試料の熱量変化を調べる事で、試料の性質を調べる事ができる。 ・加熱温度範囲:常温~600℃ ・試料室雰囲気:窒素、空気 ![]() ・融点・融解熱の確認 ・凝固点・凝固熱の確認 素材の熱的性質は、機械的性質に影響する「素材の結晶化度の大小」や「平均分子量の大小」を推測する重要なバロメータの一つとなる。 |
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機器名:分光測式計メーカー名:CM-3600d/コニカミノルタ導入日:2008年12月導入 ![]() 色彩を機械的に数値化するための機械。 キセノンランプの光を試料に照射し、反射・透過した光の波長と強度を読み取る事で、試料の色彩を数値化する。 ・測定波長範囲:360~740nm ![]() ・試料の色彩の確認 |
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機器名:正立金属顕微鏡メーカー名:BX51M/オリンパス導入日:2007年8月導入 ![]() 明視野から蛍光まで幅広い観察に対応する光学顕微鏡。蛍光観察に対応したユニバーサル落射投光管、明暗視野落射投光管の組合せが可能 ・接眼レンズ:x10 ・対物レンズ:x5,x10,x20,x50 観察法:明視野、暗視野、微分干渉、蛍光、簡易偏光 落射透過:落射 ![]() ・試料表面、異物、微細物の確認 |
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機器名:エネルギー分散型蛍光X線分析装置(EDX)メーカー名:EDX-720/島津製作所導入日:2009年11月導入 ![]() 試料を構成する元素の種類や含有量を調べる装置。 試料にX線を照射し、発生する蛍光X線のエネルギーを分析することで試料の同定を行う。 非破壊で様々な形状の試料を元素分析可能。 ・計測可能元素:Na~U ・測定室寸法:φ300×150mm ・試料室雰囲気:真空、空気 ![]() ・開発における市場品のベンチマーク ・異物の元素同定 ・未知の試料の元素同定 |
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機器名:フーリエ変換赤外分光装置(FT-IR)型式/メーカー:Nicolet 6700/Thermo Fisher Scientific導入日:2010年5月導入 ![]() 有機化合物に赤外線を当てた時、化合物が持つ官能基の振動や回転の状態が変化することを利用して化合物を定性・定量する測定装置。 非破壊で様々な形状の試料を元素分析可能。 ・測定方法:全反射ATR法 ・測定可能波数範囲:7400~350cm-1 ・最高分解能:0.09cm-1 ![]() ・熱硬化性樹脂の重合度合の確認 ・樹脂の劣化度合の確認 ・樹脂の結晶化度の確認 ・製品における異物同定調査 |
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機器名:熱機械分析装置(TMA)型式/メーカー:TMA8310 / Rigaku Thermo Plus EVO導入日:2011年1月導入 ![]() TMAとは、物質の温度をプログラムに従って変化させながら、圧縮、引張、曲げ、ねじりなどの非振動的な荷重を加えて、その物質の変形を温度の関数として測定する分析機器。高温下における圧縮荷重、引張荷重、ペネトレーション、曲げのような機械的強度を測定でき、また熱膨張率・係数を算出することが可能。 ・測定温度範囲:圧縮荷重法高温型 室温~1500℃ ・測定レンジ(FS):±0.5~±2500μm ・測定雰囲気:大気・不活性ガス・ガスフロー ![]() ・PTFE、GFRP、CFRP、及びその他各種材料の高温下 における機械的強度、及び熱膨張率・係数を測定。 |
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